昨年、我が家は家を新築しましたが、私が一番こだわったのはインターネット環境です。
それまで住んでいたアパートはインターネットの差し込みがリビングにしかなく、セキュリティの心配からwi-fi を使うのも抵抗があり、かなり不自由を強いられていました。
ですから新築した時は、全ての部屋にインターネットの差し込みを作り、快適なネット環境を手に入れたいと思っていました。
しかし、工務店やプロバイダーとの打合せや自分でネット環境について調べていく内に、全ての部屋にLANケーブルを引き、差し込みを作ることが正しいことなのかと疑問を感じるようになりました。
当時、私は漠然と有線が一番安定していて最高の選択肢だと思っていました。
無線のwi-fi も知識としてはありましたが、不安定だと思い込んでいました。
しかし私は安定的に光回線を利用できる有線にも、デメリットがあることを知りました。
LANケーブルにも規格があり、スペックの高いものほど通信スピードが速く、スペックの低いものを使えば、スピードは落ちてしまいます。
現在も次々にスペックの高いLANケーブルが発売されており、どこかのタイミングでLANケーブルを更新しないと、光回線とはいえ通信スピードが落ちてしまいます。
問題はLANケーブルを各部屋に通しているので、交換が大変なことです。
自分でできなくもないのですが、専用の器具が必要だったり、個人でするのはかなり大変です。
業者に頼むこともできますが、費用も発生します。
そもそも初期工事も必要になります。
最終的に我が家は有線の差し込みを止めて、wi-fiを選択しました。
我が家は平屋で、ネットに繋ぐ予定の電化製品のほとんどがwi-fi対応であり、wi-fiを導入しやすい環境でした。
費用や今後のメンテナンスなどを考えると、有線よりもwi-fiの方がメリットがあると判断しました。
とはいえ今後どのように通信手段が変化しても良いようにルーターから各部屋にケーブルを通すためのCD管というパイプは入れています。
Wi-fi利用にあたり、 できるだけ速く、強い電波を使用するため、11acという高速通信対応のルーターを使っています。
価格は10000円強ですが、LANケーブルの引き込み工事よりもかなり安いです。
仮に電波が不安定になる場合はLAN中継器を入れるつもりでした。
LAN中継器はコンセントさえあれば設置できるので工事は不要です。
完成から1年が経ちましたが、快適なインターネット生活を送っています。
動画などもストレスなく視聴できています。
中継器も結局使いませんでした。
色々調べたり、人に訊いたり、悩んだりしましたが、素晴らしいネット環境を手に入れる事ができ、大満足です。